グラスヒュッテ　オーバーホールの続き

洗浄した地板






複雑な輪列を組み上げる








受けとアンクル






裏周り





色々と組み上げる






カレンダー






ローターとテンプ






針を入れて終了




●転用はお断りします。




　

今頃になってドイツ製の時計が好きになってきた。

ドイツ独特のデザインのそうだが、ムーブメントもとっても素晴らしい。

さすがドイツ。質実剛健。



これはグラスヒュッテ

１９７０年代の機械式自動巻き


グラスヒュッテ・セネタ・シックスティーズそっくりのモデル




金張りケースは厚さ２０ミクロン

２６石も使っているので

当時も高級品だったに違いない





裏蓋を空けると見慣れないローター構造

スプリングドライブ並みにグルグル回る優れもの






テンプ、ローターを外す






画像からは伝わらないけど

ものすごく頑丈な作り

オメガ３０ｍｍやスミス１５石系のような頑丈な地板






部品数はクロノグラフ並みの多い

カレンダーの受け

カレンダーの送りは２１時付近から２４時の往復運動

スムーズに動かすため、逆戻り防止にクッションを使用






裏押さえ周辺








テンプとローターを外した表

石だらけって感じ







この辺の構造は見たことない

セイコーでいうところのマジックレバー

マジックレバーは簡素化されているが、厚みがある

これは複雑なのに地板に組み込んでいるところが凄い




アンクル








地板に自動巻き機構を組み込んでいるので

輪列はかなり複雑








部品はクロノグラフ並みに多かった

ドイツも良い物を作るね



続く


●転用はお断りします。