オメガシーマスター５０３

いよいよ最終仕上げ


新品の巻き真は長い




長いので切断して微調整する




ピッタリ合わせる

これで終わったと思ったら

針を操作するとムーブメントが

ガタガタ動いて使い物にならない




原因はムーブメントとケースを固定させる

「機止め」が壊れているから

ネジ止め式



上が使える５０３の機止め

下が錆び付いて壊れた機止め





売って無いので自分で製作する

０．３ｍｍの鉄板を使う




０．８ｍｍの穴を開けて切断




研磨、微調整して完成





新しい機止めで問題なし

ムーブメントがしっかりと固定される


外装研磨は自力でやってください。

パッキンなどはオリジナルのままにしておきます。




●転用はお断りします。



　　　

４月から長期戦に突入している

シーマスター５０３の修理

ようやく巻き真が見つかったよ

諸事情により入手困難になっている




竜頭は巻き真が僅かに残った状態

１ｍｍないね





つかむのが精一杯

普通は取り替えるけど

出来ればオリジナルを使いたい





ということで

チューブ内に残った巻き真を削り取る





巻き真を入れられる状態になった


仕上げはまた今度




　

巻き真が無いけど

組み上げることにした




輪列






ローター






裏周りカレンダー





針





ケース

ブレスは珍しいキャタピラ





竜頭と巻き真を探さねばならないので

もうしばらく預かる予定



●転用はお断りします。




　　

錆び付いて抜けなかった巻き真

ようやく削り取った


　

長期戦に突入している

預かり物のシーマスター５０３

の続き

巻き真が錆び付いて取れないので

分解することにした



錆だらけ

裏周りを外しても抜けない





今度は表

ローター




テンプ、アンクル






今では見なくなった角穴





その他受けなど






５０３の香箱は





分解すると結構複雑な構造





全部分解

分解しても取れないので






今度は巻き真を切断したのだが

外れない




続く


●転用はお断りします。